これは難しい!!細かい捻転毛のご新規ちゃん

顧問労務士さんのお嬢様。
以前からお願いされていたんだけど、
中々日程が合わずお待たせしてしまった。。。

これだと中々日々のストレスも多いでしょうね。
毎日のストレートアイロンでなんとか抑え込もうとしているけど、
それが原因もあって切れ毛が多い。
そして、
クセの強さに対して、アイロンダメージ等による髪体力の計算がめっちゃムズイ。。。
あーだこーだ計算して薬剤決めて、塗り分けて、
経験上の勘を信じ、
計算よりも高スペックの薬剤を調合。
1剤お流し後、フルドライ・・・

まったく伸びていない・・・。
アイロン前になぜフルドライするかって言うと、
この「水素結合」の強さを確認する為なんです。
そう、クセにも種類がある!って事なんです。
これはすなわち、薬剤では伸びにくいクセ。とも言うべきでしょうか。
良い方を変えると、
ここでテローンとなるほど薬剤を効かせてしまっていたら、もうアウト!って事。
さて、ここから
アイロンやブラシ等のパワー調整をします。
この状態から一番効率の良いアイロニングを調べる為、
数種類の方法を試す訳です。
今回は、ツインブラシで行こうと思ったけど、
あまりにも切れ毛が多い為、テンション過多と判断し、
鹿内ラボ所長おススメのやり方をチョイス。
(スタッフのやり方を堂々とパクリます)
だからルシルは面白い。
俺「ツネ~、アレやっておいてくれた??」
ツネ「やってないっす」
え??
えっ???
聞き間違いかな???

ここでちょっと整理しましょう。
僕
小さい会社ながら美容室を3店舗経営し、
一応社長。
社長って一番偉いと認識しております。
ツネ
この前入社してきたばっか。
僕が数分前に指示した工程を、
ツネは「忘れたのではなく」、「意図的」に無視。
うん。
整理したらなおさらおかしいじゃね~か!!
(いや、これはきっとツネなりになにか考えがあってのことだ・・・)
そう言い聞かせ、
怒りを鎮火させます。
俺「つ、つ、つねざわ君、こ、こ、これはいったいどういう事かな???」
ツネ「このような髪質の場合、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○だと思うので、○○○○○○○○○○しておきました。」
魔法使いがここにもおりました。


結果、
ツネの方がアイロニングも上手く、
僕は僕の判断で、
アイロニングを彼に譲りました。
誰の為かって??
当然、お客様の為です。
その差は、お客様には分からないほど小さいかも知れない。
けど、
僕の目には、自分とツネの技術差に、
髪が気付いているのが分かりました。

傷心を癒すべく外に出ると、
大きな虹が♪
これでいいんだ。
だって僕らは、
技術を競い合う訳でも、誰が偉い訳でもなく、
目に前の髪を全力で綺麗にして、
お客様の笑顔を見たい。
その為にルシルに集まっているのだから。
こういう出来事を上手く書こうとする辺り、
僕はダサいんですよね。
ま、でもさ。
内輪の事なんてど~でもいいんだけど、


お客様の笑顔が見れて、
本当に良かった(^v^)